物件探しは一覧表作りから

引っ越し前

引っ越し屋さんの訪問見積もりはまだ先なので、ここ最近の活動内容です。

物件を比較するに当たって、一覧で見られるように、Googleスプレッドシートに物件情報をまとめまくっています。

Googleスプレッドシート(またはExcel)で一覧表にしよう

これ、めちゃめちゃ大事なのでもう一度。

Googleスプレッドシート(またはExcel)で一覧表にしよう!

項目としては、こんな感じにしました。

「部屋名」「間取り/広さ」「特徴」「施設◯◯」「キッチン」「コンロ」「エアコン」「造り」「築年月」「初期費用」「月額家賃」「2年分家賃合計」「初期費用+2年分」「敷/礼」「備考」「内見」

単身なのか二人暮らしなのか、それとも3人以上のファミリーなのか、といった状況で、一覧にまとめたい項目も変わってきますが、私はこんな項目をあげました。

それぞれ、どんな内容を書くのかというと・・・

部屋名

建物名に加え、部屋番号、階数まで書いてしまいます。

階数については、何階建ての何階か、が分かるならそこまで書いてしまいます。

例:ウルトラマンション201 2/5階

「建物名:ウルトラマンション 5階建ての2階 201号室」ということです。

 

最近は線状降水帯による大雨などが気になるので、物件探しは2階以上を条件に探しています。

また、1階は防犯的に避けたいという思いとプライバシー保護も考慮すると避けたい、というのも理由ですね。

間取り/広さ

2LDKまたは3LDKで探している、など条件に幅がある時は、書いておくことで一つ一つの物件情報を見に行く手間が省けます。

  • 例1:2LDK 55平米
  • 例2:3LDK 60平米

こんな風に並べておくと、家賃と見比べることによって、金額の割に広いとか狭いとか判断しやすくなります。

 

我が家は物が多い二人暮らしなので、2LDK以上で探しています。

もちろん家賃など他の条件が許せば、3LDKやそれ以上もOKなので、探す段階では3LDKや4LDKも含めて探しています。

特徴

項目として設けるほどではないけど、気になる部分などを書いています。

部屋は2階なのに玄関は1階、という物件の場合には「玄関1階」と書いてます。

他には角部屋なら「角部屋」、収納が無い部屋があれば「◯室収納なし」、近くに公園があれば「◯◯公園近く」など部屋の情報や周辺環境の情報など、自由に書いてしまいます。

個人的に「おっ!」と思ったのは「複層ガラス」の物件。

防音効果、断熱効果が高いと言われているので気に入った物件が「複層ガラス」の物件だといいなぁ、なんて期待をしています。

キッチン、コンロ、エアコン

このあたりは人によりけりかもしれませんがエアコンは誰でも気になる部分ですよね。

記入するとしたら、こんな内容でしょう。

キッチン

  • 普通/カウンター/アイランド
  • オール電化/ガスコンロ
  • 幅広い/幅狭い、奥行広い/奥行狭い
  • 吊り戸棚あり/吊り戸棚なし

キッチンは使う人が気になるポイントというのが色々とあると思うので、それらを書いておくといいですね。

コンロ

  • あり/なし
  • 口数
  • シンク右/シンク左

コンロが備え付けられているかどうか、がまずは気になるところ。

シンクの右にあるのか左にあるのか、も人によってはかなり気になると思います。

特に現状と逆の位置になると慣れるまではちょっとしたストレスになるかもしれないです。

エアコン

  • 台数
  • 設置場所

台数だけの記載でも十分ですが、人によってはどの部屋にある、も気になりますよね。

造り

建物の造りは気になる人は気になる部分だと思います。

一般的に木造は防音性能が劣ると言われています。

他の住人の生活音が気になりやすい人、自分の生活音に気を使って気疲れする人は木造は避けたほうが良いでしょう。

また建物のそばに高速道路や線路があったり、学校や商業施設といった人が多く集まる施設が近い場合も、防音については意識したほうが良いです。

「土日に内見に行ったら静かだったが、平日は学校から聞こえる人の声が気になって・・・」といった話もあるあるです。

ただし木造であっても最新の工法を用いたものになると防音性能も高いようなので、気になる物件をピックアップする際は、木造も含めて探すことをオススメします。

 

木造以外だと、「軽量鉄骨」「鉄筋コンクリート(RC)」「鉄骨鉄筋(SRC)」といったものがあり、大規模住宅になるとRCやSRCが採用されます。

耐震性、耐火性、耐久性、防音性などの性能は、木造<軽量鉄骨<RC<SRC、となるのが一般的のようですが、先に触れたように最新工法を用いた木造新築と築数十年の軽量鉄骨でもそうなのかは、各々を比較してみないと判断できないと思います。

築年月

物件情報には築年月が書いているので、もちろんこれも表に記載します。

築年数をひと目で把握したい場合は「13年7月(築10年)」などの書き方がオススメです。

 

新しい物件ほどキレイで設備も良いのですが、家賃も高くなりがち。

古いけど安い物件と比較して、妥協できる部分できない部分を決めていきたいですね。

 

古い物件を選ぶ際の注意点として、築40年を超えてくると設備の不具合もそれなりに出てきます。

水回りであったり給湯器であったり、大掛かりな修理が必要になることも。

私が体験したところでは、次のようなことがありました。

  • 上階からの水漏れ
  • 給湯器の故障
  • 風呂釜側の給湯器故障
  • コンセントの接触不良(電気がつかない)
  • コンセントの陥没(コンセントを挿したら差込口ごと壁にめり込んでしまいました)
  • 窓の滑車損壊(窓を持ち上げないと動かせない状態になりました)

住み始めた時点で築35年くらいの物件だったので、築40年というより築30年くらいが一つの目安になるかもしれません。

初期費用

不動産サイトに記載されている内容が分かりにくいものも少なくありません。

初期費用はいくら?というのを問い合わせをして間違いのない金額を記載します。

月額家賃

こちらも初期費用と同様に、問い合わせをして正しい家賃を記載します。

サイトに記載されている家賃、管理費以外にも、以下のような費用がかかる場合もあります。

  • 24時間サポートサービス
  • 町内会費
  • 住宅保険の月額払い費用
  • 保証会社への月額保証料
  • 駐車場代

例として、「家賃54,000円 管理費等2,500円」と記載のある物件の月額家賃合計を問い合わせたら、「61,452円」という回答でした。

聞いてみないと分からないものです。

2年分家賃合計

月額家賃を確認したら、2年分の家賃総額を出してみます。

今の家賃と比較して、2年間で支出がどれくらい上下するかの判断基準にします。

年単位で見えてくると、浮いた分を何に回そうかといったことや、引っ越し費用を何ヶ月で回収できるか、なども見えてきます。

長い目で見たマネープランを考えるのにも、長いスパンで見た費用感は大切になります。

初期費用+2年分

初期費用を含めた2年間でかかる費用です。

2年間の総費用という視点で見ると、「初期費用が高いが月額家賃が安いので長く住むほど支出が抑えられる」、「初期費用は安いが月額家賃が高いので長く住むと意外と支出が高い」といったことも見えてきます。

敷/礼

未だに礼金があるところも少なくないのですね。

礼金は消えゆく文化だと思ってました。

 

敷金・礼金ですが、「敷金なし/礼金なし」という物件もありますが、総じて月額家賃が高いように感じています。

また、敷金なしの場合は退出時に原状回復費用が必ず発生すると考えたほうが無難なので、ちょっと精神衛生上よくないなぁ、と個人的には感じています。

 

礼金は戻ってくることのない費用なので、ここは多くても一ヶ月分。

理想は礼金なしの物件ですね。

備考

完全な自由記述欄です。

不動産会社の名前、ハザードマップから読み取った「想定浸水◯◯m」、見比べていく中でNGとした理由、などを書いています。

「敷金全額返金だと2年総費用は◯◯万円」と書いたものもありますね。

内見

ここはシンプルに「する/しない」を記載しています。

また内見前に優先度を考えて、優先度も記載しました。

内見に意外と時間がかかってしまい、「時間が足りなくなった!」という時のために優先度の高いものから見るようにしておけば、見れなかった物件があっても「優先度が低かったから、まぁいいか」と思えますしね。

事前確認

上記で内見する物件をほぼ決めたら、改めて事前確認しておきたいことをピックアップして書いておきます。

物件情報は、間取り図と写真が異なることはよくありますし、写真については同じ建物の別の部屋からの写真ということもあります。

写真に写っているエアコンが現地に行ったら実は無かった、ということも珍しくありません。

 

冷蔵庫や洗濯機など大型家電の設置スペースも事前に測って教えてもらえるなら、教えてもらったほうがいいですよね。

現地に行って測ってみたらNGだった、となるとその物件の内見の時間が完全に無駄になりますから。

 

まとめ

何はともあれ、気になる項目をピックアップしたら、とにかく一覧表にすることを強くオススメします。

次回は、そうこうやって20件以上もピックアップした物件を5件程度に絞った過程を書こうと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました